3月25日(火)、なんば広場で開催された「NAMBA MASHUP 混沌から生まれるイノベーション 隈研吾氏×植村公一氏トークセッション」は、熱心に耳を傾ける大勢の来場者で会場が埋め尽くされ、それぞれの心に響くメッセージを胸に、幕を閉じました。
世界的に活躍する建築家 隈研吾氏と、建築・インフラ領域のプロフェッショナル 植村公一氏による、”なんば”の未来を語る熱いトークセッションは、来場者一人ひとりの心に深く刻まれ、とても貴重な機会となりました。
世界の識者が語る「なんば」の未来
今回のトークセッションでは、「世界の主要都市の現状」「なんばの魅力」「ダイバーシティのある街とは」といったテーマを元に、活発な議論が交わされました。
隈氏は、「異質なものが集まる空間が、このなんば広場を魅力的なものにしている。まさにマッシュアップであり、新たなまちづくりのやり方として、大きな可能性を秘めている」と述べ、多様な要素が混在するなんばのポテンシャルの高さを強調しました。また、世界各地の都市開発の現状に触れながら、画一的な都市計画ではなく、地域独自の文脈を尊重した街づくりが重要であると語りました。さらに、なんば広場からも見えるほど近くのホテルロイヤルクラシック大阪の設計秘話についても語り、来場者を魅了しました。
植村氏は、多数の建築プロジェクトに携わってきた経験を踏まえ、街が持っているソフト部分をどのように育てていくか、インキュベーションに必要な3要素についてなどを述べていただきました。
植村氏は、イベント後に自身のSNSで当日の感想や、トークセッションで語られた「なんば」の未来について、さらに詳しく解説しています。インキュベーションに必要な3要素についても掘り下げて紹介されているので、ぜひご覧ください。(コチラ)


なんば:カオスから生まれるイノベーション
「NAMBA MASHUP」は、伝統と革新、多様な文化が混在するなんばの魅力を再発見し、未来への可能性を探るプロジェクトです。今回のトークセッションは、その第一歩として開催されました。
来場者の声
- 隈さんと植村さんのお話は一言一句刺激になり勉強になりました。
- 著名人がなんばの中心でトークを繰り広げるのはこれまでになく斬新。
- 交通の要所、登録不要、出入り自由、という手軽さで知的なライブコンテンツに触れらる機会は、首都圏以外では珍しいので大変よかったと思います。
- 建築士として話しを聞けてよかった!



さいごに
NAMBA MASHUPは、今回を皮切りに、今後も様々な角度からシリーズで展開予定です。多様な視点を取り入れ、議論を深めることで、なんばの未来を担う人々に刺激と気づきを与え、街の更なる発展に繋げていきたいと考えています。今後のNAMBA MASHUPにも、どうぞご期待ください。
